「絶対可憐チルドレン」の感想【ネタバレなし】

漫画「絶対可憐チルドレン」の感想です。ネタバレなしのマンガのレビューと、「絶対可憐チルドレン」の無料試し読みや立ち読み。「絶対可憐チルドレン」を電子書籍としてダウンロードするための情報を掲載しています。


絶対可憐チルドレン
『絶対可憐チルドレン』の感想

 世の中はエスパーとノーマルの二種類の人間が存在する。ノーマルとは現実社会に存在しているような一般的な人々。対し、エスパーは超能力を持つ人間だ。エスパーは能力のレベル毎に区分けされ、最大級の能力を持つ3人の少女が中心に物語りは展開していく。まだ年端もいかない小学生の3人が世界最高レベルの超能力を持つことで孤立し、過去に暗い影をそれぞれに持ちながらもバベルと呼ばれる特務機関で特殊な任務についている。

 さて、この物語はかのGS美神を描いていた作者が描いているものだけに、世界観を構築するのは非常に上手い。単なるエスパーもの、単なる超能力を使った問題解決ものであればそこまで入れ込むほどのものでもないのだが、この物語はそんな単純な事では終わらないのである。そんな練り上げられた世界観に、読者はたちまち引き込まれていく。ノーマルは自分の持たない能力を持つエスパーを相手にどんな感情を抱くのか?

 単純に「善」でもない。だからと言って単純に「悪」でもない。ノーマルはエスパーを迎合する風潮を持つ場面があるかと思いきや、「普通の人々」と称される団体のように、反エスパー組織が存在する。かと思いきや、エスパーにもノーマルとの調和を求める集団があるかと思えば、パンドラのように自分の居場所を強い力で持って誇示しようとする団体もある。

 そういう現実世界にもよくある多様性がこの物語には存在し、どの立場の人間もそれぞれに持論と信念を持ち、また角度を変えれば正しいのだと思えてくる巧妙さで持って読者を誘導する。なんといってもその立場立場の人間の魅力的なこと! パンドラのリーダー兵部しかり、バベルの特務エスパー専任の皆本しかり、それぞれの立場の良いも悪いも非常に人間らしく描いてくれるのがこの作品の魅力だ。

 そんな時代背景のもと、多様なトラブル、アクシデント、または問題解決に勤しむことで物語りは進んでいく。途中でヒロイン3人は小学校を卒業し、中学生になるのだが、その成長過程もまた物語をぐっと本質に近づけていくのに必要な時系列だといわざるを得ない。

 というのも物語りはとても悲しい終わり方をする事が予告付けられているからだ。そのエンドへ向かう事を最大限回避しようと誰もが思っている。日々日常の明るい場面では到底そちらに傾くことはないだろうという楽観視にさえ近い感情を伴って読み進めてしまうのだが、シリアス場面に転換すると、序所にその憂いは色濃くなっていっているような気がする。物語は続いているので最終的にどうなるかは作者にしかわからないのだが、非常に気になり、毎度新巻を今か今かと待ちわびてしまう、そんな漫画である。



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漫画『絶対可憐チルドレン』の作者や出版社の情報

漫画家/著者:
掲載誌/レーベル: 少年サンデーコミックス
出版社: 小学館
ジャンル:
  • SF
  • アクション
  • アニメ化
  • ギャグ・コメディ

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