「焔の眼」の感想【ネタバレなし】

漫画「焔の眼」の感想です。ネタバレなしのマンガのレビューと、「焔の眼」の無料試し読みや立ち読み。「焔の眼」を電子書籍としてダウンロードするための情報を掲載しています。


焔の眼
『焔の眼』の感想

 押切蓮介の描くバイオレンス漫画。ひとりの少女のサバイバル・成長物語でもある。作者の作品によく見られる「誇りと尊厳」が、特に色濃く描かれている。

 実際の歴史とは異なる世界であるが、「1945年の戦後の日本」が舞台である。もし日本が戦後植民地的支配を受けていたら、という仮定をそのまま漫画にしたような内容である。

 この漫画では、日本人は戦勝国の人間から家畜以下の扱いを受けている。戦勝国の人間の気に入らなければ、気に触らなくても単なる気まぐれで殺されてしまう。実際の史実では日本の戦後はここまで絶望的ではなかったように思うが、国が違えばこれが現実のところもあったのだろう。

 主人公の少女は、そんな日本を生きている。しかし、その生き様はとても「生きている」とは言えず、「死なないでいる」ことで精一杯だった。
 そんな少女の転機が、ある男との出会いだった。その男はひたすらに強く、力で戦勝国の支配に抗い続けていた。というより、自分の力を単純に誇り、追求するその途上にたまたま戦勝国の支配があったと言ったほうがいい。男にとっては力という自分の誇りを証明することだけが全てで、相手が誰かなどにこだわりはなかったのである。
 少女はその男の信じる「力」を信じるようになる。初めは死から逃れるためだったが、次第に生をつかみ取るために変わっていく。それがやがて世の中を動かす大きなうねりへと変貌していくのである。

 男は日本人が失いかけていた「誇り」そのものである。少女がその「誇り」を受け継ぎ、日本人が「誇り」を取り戻すことにつながっていく。

 生きるとは何なのかを考えるいいきっかけになったと思う。生きるって何だろう? どうして生きてるんだろう? と言うモヤモヤを抱えたことのある人は、これを読んでみると何か感じ入るものがあるかもしれない。



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漫画『焔の眼』の作者や出版社の情報

漫画家/著者:
掲載誌/レーベル: アクションコミックス
出版社: 双葉社☆
ジャンル:
  • アクション
  • ファンタジー

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